~バッハの音楽をウクライナから~
ヨハン・セバスティアン・バッハは、当時のすべての重要なジャンルで 1,000 を超える音楽作品の作者です。バッハの創造的遺産は、バロックの音楽芸術の一般化として解釈されます。
彼のマタイ受難曲、ヴァイオリン協奏曲、ソナタとパルティータは世界の音楽古典の傑作として知られています。バッハはポリフォニーの偉大な巨匠として知られており、その作品によってバロックポリフォニーは最高峰に達しました。
私たちのコンサートでは、ヨーロッパにおけるバッハのヴァイオリン音楽の最高の演奏家の一人による演奏で、ヨハン・セバスティアン・バッハの最も人気のあるヴァイオリン作品のいくつかを聴くことができます。
コンサートでは以下の作品が演奏されます。
パルティータ第2番ニ短調「シャコンヌ」
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調
マタイ受難曲
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調
そしてちょっとした驚きも。
コンサート参加者
Roman Siedovolosyi
ロマンは5 歳からヴァイオリンを学ぶ。
幼少から音楽の才能を見せ周囲を驚かせた。
6歳でハリコフ中等特殊音楽学校に入学。ヴァイオリンの習得に明け暮れ、毎日の練習が実を結び、2001年、11歳でハリコフ国立交響楽団でフェリックス・メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調を演奏した。
2003年、ウクライナのフェオドシヤで開催された国際ヴァイオリンコンクール「アイヴァゾフスキーを訪ねて」でグランプリ受賞。
2005年、キーウ・ヴォールツェル開催:国際ヴァイオリンコンクールにて「21世紀の芸術」受賞。
2006年、チェコ共和国クロムニェジーシュ開催:国際ヴァイオリンコンクールにてグランプリ受賞。
2006~2007年、ウクライナ、ハリコフ開催:国際フェスティバル「音楽は私たちの共通の家」にて第一位を受賞。 ハリコフ・フィルハーモニー交響楽団でジャン・シベリウス作曲のヴァイオリン協奏曲(ニ短調)を演奏。
2007年、米国アポジー財団の後援のもと、ウクライナのオデッサ開催:青年国際コンクールにてグランプリ受賞。
2008年、青年国際コンペティション「ハリコフアンサンブル」にてグランプリ受賞。
2008年、コトリャレフスキーハリコフ国立芸術大学で、オーケストラ弦楽器学部とポップ&ジャズ学部(声楽クラス)の音楽修士課程に入り、無事修士号を取得後、クラシック声楽学部にて研鑽する。 同大学にてヴァイオリン科の博士号を取得し、コンサート奏者、オーケストラ奏者、室内楽アンサンブル、および教職の資格を取得。
2013年2月、ハリコフ国立アカデミック・オペラ・バレエ劇場のオーケストラのオーディションを受け、オーケストラ・アーティストとして就職。
すでに2015年に、カテゴリーをコンサートマスターに昇級させている。
ソリストとして、劇場のコンサート公演やオペラ「オペラ座の夜」、オペラ「地獄のオルフェウス」などにソリストとして出演。
2022 年からロマンと家族は日本に移住し、音楽の作曲活動と演奏している。
めぐろパーシモンホールでの自身のプロジェクト「ヴァイオリン、バレエ、弦楽四重奏」(2023年)と「ウクライナの夜」(2024年)など、さまざまなコンサートを意欲的に開催している。
May【Piano, Cembalo】
3歳よりピアノ,チェンバロを始め上野学園音楽大学附属中学,高校を経て、オーストリア,ドイツへ留学。長きに渡りK.Cyprien,D.Stein,H Stefańska他師事。ヨーロッパ各国においてMaster Classやレッスンを受講し研磨を積む。
Universität für Musik und darstellende Kunst Wien等海外でのSummer Academyを開催。ソロ・アンサンブル等国内外で幅広い演奏活動している。
近年ソロだけではなくPianoDuo【May&Yuta】としてクラシックを中心に多くのジャンルに触れ、お客様を巻き込むクラシックが人気を博している。
After Schoolやメディアで分け隔てのない稀有な音楽環境を演出しBack playを披露。コンクール審査員の傍ら低年齢層から国内外での後進の育成に務め、知情意の音楽教育を精力的に行い、各地のメディア等にも出演。
2020年、一般社団法人Art&Scienceシンフォニー協会を立ち上げ、積極的なチャリティー活動を行い、現在代表理事を務める。
ウィーン国立音楽大学,東京芸術劇場,Bösendorfer Salon(Wien)等でコンツェルトやソロでの出演の他、世界平和音楽活動の一環で2023年、白寿ホール、広島平和記念公園にて平和の祈りコンサートに出演。難民音楽家の支援活動も同時に行なっている。また故坂本龍一氏の創立した森林保全団体more trees、被災地支援、マギーズ東京、小児癌,日本工芸会…様々なチャリティーコンサートに出演。
2024年Senegalのゴレ島にて平和の祈りコンサート,Dakarでは海上自衛隊
寄港により大使公邸でのコンサート,ソラノ国立劇場にて現地楽器奏者とのセッションコンサートに出演。
【歴史が深く戦争は中々無くなる事は難しいですが、武器を持つ兵士がいつか楽器を持ち歌を歌い、音楽の持つ力を最大限に活かし、世界中の笑顔と平和の為に音楽を通して活動を続けたい‼】と、今後もチャリティー活動に積極的である。
2025年のPeaceDay(9/21)には大阪万博での出演が決まっている。
オレクサンドラ・ホルブロワ
25歳
バイオリニスト
ウクライナのムィコラーイウ出身。
音楽学校で8歳からヴァイオリンを始める。 2018年より大人と子供にヴァイオリンを教え始める。イッポリトヴァ=イヴァノヴァにちなんで名付けられた州立音楽教育大学に在学中
第19回国際音楽芸術コンクール GUIDING STAR 1位受賞
(タリン–ストックホルム–ヘルシンキ 2019年)
第4回文化祭に参加
子ども向けの「オースターン・クラシック」を室内オーケストラ「メロディカ」の一員として演奏し、「毛皮クラシック音楽と文化」協会から高く評価された
「キンダー」、ハンブルク(ドイツ)、2019
2021年技能五輪予選選手権部門:学校音楽教育部門で1位。
第3回 IBLA GRAND AWARD Japan 2023 二次審査通過
2019年~2021年アマチュアオーケストラ「Art Nova」にゲスト演奏
ロシアのウクライナ侵攻後、2022年7月中旬に来日。 現在、ウクライナの伝統音楽とクラシック音楽を演奏し、紹介している。
パフォーマンス:
– 群馬県近代美術館でのコンサート
– 第36回高崎映画祭出演
– 群馬県ロータリー・ライオンズクラブ主催の公演・コンサート
– 富岡市と高崎市の仏教寺院によるウクライナ平和のためのパフォーマンス
– ボランティア団体ハンズオン東京主催コンサート in 東京アメリカンクラブ
– ウクライナ国軍記念日のためのポーランド大使館でのコンサート
– 在日本大韓民国民団(民団)のためのコンサート
– 横浜コンサート「SMILE FOR TOMORROW AND PEACE IN UKRAINE」
– 群馬県立近代美術館でのコンサート
– 福島2023「ウィーナを歩く~平和と心の団結への祈り~」後援:ウクライナ大使館
– 目黒パーシモンホールのコンサート「ウクライナの夕べ」2024
– 高崎市役所のコンサート 2024